2017.12.27

木のはなし

木のはなし

木材は、それぞれの環境に適合しながら育っていきます。こうした天然の素材を利用する場合、木に生じているある種の欠点は、原木の状態で確認できるものと製材してみて初めて確認できるものがあります。ここでは木を判断する用語を紹介します。

 

陽疾[あて]

木が斜面に生えていたり、風を常に受けるような状態で育った樹木は常に風に抵抗しているので、内部に抵抗力の強いかたい組織ができています。これが陽疾です。陽疾の強い樹木を、まっすぐに製材しても後から曲がり・反り・捩れが後から生じやすくなります。

 

胴打ち〔どううち〕

木材の組織の一部が強いちからで破壊されその部分が傷として線状に残ります。倒伐や搬出の際に石や丸太に当たり、木の繊維が破壊されて生じるのが原因です。

写真はラワン材横線が胴打ち

写真はスプルース材たて線が胴打ち

 

入皮

材の内部まで樹皮が入り込んでる状態

 

黒ばみ

木材の育つ過程で風などの影響を受け冬目、夏目の間に亀裂が入り樹液が固まり黒い線ができます。白木で木を生かそうとするときにこれが出てきますと木材の表情がかわるので非常に困る事があります。

写真は米栂材

 

青[あお]

流通の段階でカビに汚染されたことによって黒っぽく変色した状態。また切り芯の悪い時季に木を伐採すると含水率が高くカビが生え易い。

 

芯割れ

木の中心から広がった割れ。

 

 

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