2018.02.07

木のはなし

木材の符牒

その1

業界ごとに隠語があります。木材業界の数の数え方には独特のものがあります。
1、2、3、4、5、6、7、8、9を木材業界では、
1、ホン 2、ロ 3、ツ 4、ソ 5、レ 6、タ 7、ヨ 8、ヤマ 9、キ と言いました。
例えばこの材いくらだ、と尋ねられると タの字だ(6万円)。
ゴルフ場で、あのショートホールはいくつであがった?と尋ねられると ヨ(7打)もうっちゃった
などと答えます。

 

その2

上記のホン、ロ、ツは木場のどこでも通用した符牒です。
今回は内符牒で、限られた店でのみ通用した符牒です。
久次米の符牒は、オ、シ、ロ、ヤ、マ、ハ、メ、タ、テ(1、2、3、4、5、6、7、8、9)
萬屋系統は、タ、カ、サ、ゴ、ヤ、マ、ツ、ゾ、ヨ、キ(     〃        )
近江屋系統は、イ、リ、ク、ル、タ、カ、ラ、ブ、ネ (     〃        )
遠太系統は、ア、サ、オ、キ、テ、ピ、ン、ト、タ、ツ(     〃        )
なかなかユニークですね。今はたぶん使われていません。

 

その3

木材の符牒はまだあります。
京屋系は、ハ、ヤ、ク、オ、キ、テ、カ、セ、ゲ(1,2,3,4,5,6,7,8,9)
駿河屋系は、ト、キ、ヲ、ミ、ア、ワ、セ、天、丸、メ(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10)
いろいろあり、面白いですね。昔の方たちは本当に発想がユニークですね。
ほかにも有るよという方は、ご投稿ください。

戻る