2018.05.29

木のはなし

木材にもトクホを

 『 木材にもトクホを 』昨年開催された ある分科会で、九州大学大学院 清水邦義 准教授が講演された演題です。

 

 昨今、木材利用拡大が推進される中、木材の様々な効果を多くの大学の先生方や関係者が研究され、人に与える数値的効果も立証されてきております。その効果を消費者にアピールする手段として、食品分野で使われている「特定保健用食品(トクホ)」や「機能性表示食品」のように、「木材商品に表示する事への可能性」を提言された内容でした。

 

 これまでは国の審査が必要な「特定保健用食品(トクホ)」と、国の規格基準に適合した「栄養機能食品」だけでしたが、新たに2015年4月「機能性表示食品」が加わりました。

 実際に農産物では、「 三ケ日みかん 」に含まれる成分の効果を、各種臨床データを元に、消費者庁から「機能性表示食品」として認められました。そして、事業者の責任において、商品パッケージのよく見える場所に「機能性表示食品」と明示した上で機能性を表示する事が出来ます。

 

 最近、ペットボトルの飲み物でも、「機能性表示食品」として販売され、消費者はその効果を知る事により、通常の商品よりもその価値に対価を払う傾向にあります。

 将来「 木材を表しで使う効果 」が、より多くの消費者に理解してもらう手段として、「 機能性表示商品 」として木材に表示される日が、近づいているように感じます。

 

寄稿:いちば

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