工事の記録
RECORD OF CONSTRUCTION

 
1階 配線・配管工事

1階では設備工事が行われています。コンクリート造では場合によって出口の位置を決めて設備の配管を打ち込みます。
打ち込んだ配管の入口から線を入れて出口まで通します。写真は線を穴に通している様子。
写真はエントランスホールの自動ドアの配線です。今回は配線までを行い、サッシュと自動扉を取り付けたときに接続します。
1階天井スラブは一部逆梁になっていて天井の配線はスラブの上の2階の床下で行うところがあります。天井の配線もスラブを貫通してきますので、通された配線がぶら下がっています。
写真は2階の床の様子。凹んでいるところは床スラブが梁の下端に設けられています。1階天井の配線はこの穴を貫く鉄管の中を通って、所定の位置の1階の天井から出て行きます。
床のコンクリートに配管の径とその位置がメモしてあります。
EPS内のラックを取り付けています。この棚のようなものを電気の配線がつたって、上階へ繋がっていきます。やわらかな電気の配線はこのようなラックに沿って建物の中をめぐっていきます。
PS等の間仕切り壁を立てるための軽量鉄骨。1階は階高が6.5mあり、天井高さが5.0mを越える部分もあります。一般的な天井高さの間仕切壁に使うものよりも、長くて大きい軽鉄が搬入されています。
by NIKKEN SEKKEI.ltd :2008-11-19:設備の工事:

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