2019.02.28

木のはなし

木材の単位(リューベーなど)

なんとなく単位の話が続いたので基礎知識

そもそものハードルが、呼び方、メートルを”米”表記していたことから

m2(平方メートル、平方米)を”ヘイベイ”

m3(立方メートル、立方米) を”リューベー”

業界の人はこう呼んでいる(どの業界?)

モジュールという言葉がある

単位空間とも訳されるが、ダヴィンチの書いたあの絵

一人の人間が活動するとき必要な空間的なやつですよ(体の長さ基準で身体尺というらしい)

住宅・オフィスはこれに沿って作られている

 

長さ

尺貫法の長さの単位の”尺”だが、足のサイズが尺だと思っていたらどうもそうではないらしい。明治になって統一されたサイズが 10/33メートル、約30.3030センチ(以降 cm)

尺の1/10が寸となる。(ちなみに10尺は丈、よく材木屋が”じょうに、じょうさん”といってるのは、 1丈2尺、1丈3尺のこと

柱の長さは10尺 天井まで8尺 廊下の幅は4尺 鴨居まで6尺 畳は6尺x3尺  とか体感的にわかりやすいサイズでできている(3尺=910mmモジュール)。最近メーターモジュールと称してちょっと大きめになっているが・・

お盆とかお供え餅も寸が書いてあるかも

最終製品が寸尺系のサイズになるので丸太から切り出した原料は、ほぼほぼ取りやすいサイズで作られる

 

面積

材木屋が使う単位は坪 1坪 = 1間(ケン)x1間 (1間 = 6尺 )

1間 = 6 x 30.303 = 181.8cm = 1.818m

1坪1.818 x 1.818 = 約3.3m2 となる

床板(フローリング)や羽目板などの板は大体一坪単位結束して取引される

畳二畳分なので分かりやすい

明治時代には道路の幅員も間で策定されていたので2間道路は当たり前に存在しており、幅員4m以下の道路はみなし道路、いわゆる2項道路(建築基準法第42条)としていっぱい残ってる。セットバックが必要になっており更新は進まない。

最近畳の部屋が減ってきたせいで、若者たちの空間把握能力がなくなってきているのが気になるところ

四畳半の広さが、うまいたとえを考えないと伝わらない。間取りも作れないので、今住んでいる家をどうしたらいいか思い浮かばない、設計士の出番の筈だが、知り合いにそんなのはいないという・・

ここをなんとかしないと・・・

 

体積

木材の取引は基本体積で行われる

旧来木材で使われた単位は”石(コク)”で、1石 = 1尺 X 1尺 X 10尺

これをm3(立法メーター)に直すと(30.3 X 30.3 X 303)/1,000,000 = 0.278 m3

単価表記は 石単価 = m3単価 / 3.6 (1/0.278) なので

        72万円/m3 = 20万円/石 

これは結構使われる

 

さて

1L(1,000cm3)単価に換算すると(100万で割る) 

        72万円/m3 = 720円/L これは小さすぎるかも・・・

ちなみに 1石 = 100升 = 1,000合 の筈だが、この計算は木材のみ

一般には(食品液体系) 1升 = 1.8L = 1,800cm3

寄稿:そろばん3級

 

 

 

 

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