文化厚生委員会 青年部 ~活動報告~
青年部「第1回宿泊バスツアー」(阿智星空観測宿泊ツアー)

2018.09.15〜09.16

文化厚生委員会青年部
幹事 柿内 亮人
(有限会社尾花材木店)
幹事 戸根 佳孝
(天龍木材株式会社)
幹事 森田 益行
(高広木材株式会社)
 平成30年度の青年部主導開催行事として、9月15日(土)から1泊2日の行程で、長野県阿智村(昼神温泉)を旅行先とする星空観測ツアーを開催しました。
 当日は先ず、PA・SAで2回程の休憩を挟んだ後、「八ヶ岳チーズケーキ工房」で昼食を頂きました。その後、お土産コーナーを見て回り、個性的で美しく、味も濃厚なチーズケーキを目と口で楽しみました。また、予定していたよりも高速道路の渋滞が酷くなく、約1時間の余裕が出来た為、「水引工芸館 せきじま」へ立ち寄り、日本の伝統工芸の芸術品を見学してきました。見学の冒頭で、職人による水引製作の超絶技巧の技を披露、その後は自然や動物、建築物を模した、水引の芸術品を見学しました。水引工芸館を後にし、バスを走らせ、目的地である阿智村のホテルに到着しました。休憩と夕食を済ませた後、ゴンドラへ乗り、星空を観に山頂へ向かう予定なのですが、当日の天候は雨・曇で、満天の星空を望めない可能性が高い状況でした。ですので、僅かな可能性を信じて山頂に向かう方と、ホテルに留まりゆっくり休まれる方を分ける為、夕食時にアンケートを取りました。結果は13組中1組と1人以外、僅かな望みを信じて、山頂へ星空を観に行く事になりました。山麓に到着し、山が雲に包まれる様子が確認されているにも関わらず、駐車場はほぼ満車状態。ゴンドラ乗り場には長い行列が出来ていました。山麓の標高600mから山頂の標高1400mまで、片道15分。乗車中には、赤々と輝く、火星が雲間から見え隠れしていました。山頂に到着し、第一鑑賞エリアで腰を下ろして消灯の時を待ちます。約10分後、ガイドのカウントダウンと共に照明が消え、辺りは暗闇に包まれました。期待を持ちつつ上を見上げると灰色の空です。残念ながら、満天の星空は観えませんでした。時折、雲間から火星やカシオペヤ座が一瞬見えるほどで、消灯から30分間、ほとんど星は観られませんでした。それでも、ガイドによる、プロジェクションマッピングを使った星座の解説や、本来観られる星の方角を、曇空にレーザーポインターで指し示し、解説していました。本来ならば、天の川も見られるほどの絶景だそうです。解説も終わり、山頂から山麓に降りました。点呼を終え、参加者の皆様も怪我や具合が悪いといったことも無く、無事にホテルへ帰還。温泉を堪能し、床につきました。
 2日目は、天竜川の川下りを予定していましたが、台風の影響で天竜川が増水し運行が危険だと判断。急遽、旅程を「林檎狩り」と「養命酒の工場見学」に変更しました。林檎狩りでは、その場で取った新鮮な林檎を味わい、お土産として、気に入った林檎を4つ持ち帰りました。養命酒工場では、各製造ラインの見学、養命酒の試飲、養命酒の起源と歴史についてのムービーを鑑賞してきました。養命酒工場を最後に、無事に全行程を終え、木材会館前へ帰還しました。今回のツアーのメインである、星空は鑑賞出来ませんでしたが、ツアー全体として楽しんで頂けたようです。
 次回の第2回宿泊ツアーは「ハウステンボスと長崎世界遺産ツアー」として平成31年1月19日(土)から1泊2日の行程で開催する予定になりますので、ご案内の際には、是非お申込み頂きます様、お願い申し上げます。