2026.03.02
情報・趣味板目紙
昭和の時代、「”いためがみ”買ってきて」などと親父に言われ
何だかわからず 小学生がとことこ文房具屋に行って「いためがみ くださぁい」などと大声で店主を呼び、「ああこれね」と平置きの棚を見るといろいろなサイズが・・・
その時初めて “いためがみ”を見て、ああこれが”いためがみ”かぁ~と思いつつ
でかいのを買って、「こんなでかいのかってきたのか」などと文句を言われた思い出
材木屋なら、そんな経験あるでしょ
いためがみ、漢字で板目紙なのだが 字面で、木材の板目の柄の紙 と思われがち
どうも弁当の蓋に使われる 経木(きょうぎ) をイメージするらしい
その後、材木屋になって、久々に”いためがみ”を目にする
ずっと伝票類を綴じる時に “傷まない” ように紙を使うので 傷め紙「いたみがみ」だと思っていたが
「板目紙 (いためがみ)」
だったとは!目から鱗が落ちる
実際には、こんな感じで伝票類を綴じるのに使う
様々なサイズに自分で加工・穴あけする
いえば、ファスナーフォルダー
(写真は裏側、表には 年度, タイトルなど 達筆な筆書き)
まあ 大福帳 みたいなもの
延享4年(1747年), 嘉永5年(1852年) の資料 (東京木材問屋同業組合 “木場” より)
そもそも 板目紙 ってなんぞやと調べてみると、もともとは、板目の木材に和紙を積層貼りして作るものだとか、今や ボール紙 でできている
ボール紙の”ボール”は Board (ボード 板) からきている 板紙 のこと、(いわば Plywood)
英語で Board Paper かと思いきや、Paper Board だった
ちなみに 「柾目紙 (まさめがみ)」というのもあって、柾目の木材に和紙を積層貼りして作るもの、紙を漉く際に目を長手にそろえたもの(これは錦絵などに使う)、または、柾目の単板の事 (いわば LVL)
たまるかぁ~




