ロータリー単板（大雑把な流れ）

 

丸太の樹皮を剥き、切削しやすくするため煮沸して丸太をやわらかくします。

樹種によって温度や煮沸時間は異なるそうです。

 

この画像はフリッチの煮沸ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大根を桂剥きするように丸太を回転させながら薄く長く切削します。

厚みは0.2㎜～0.3㎜の薄単板が主流で、厚単板で約1.5㎜の仕上がりになります。

 

 

 

 

 

 

1枚づつ乾燥します。

プレス乾燥機

ネット乾燥機

 

 

構造用合板の面材として針葉樹やラワンが一般的です。

 

 

 

 

 

針葉樹合板（内装仕上げ材としても使用頻度が高めです）

 

 

化粧単板としてはシナ、メープル、ブビンガが分かりやすいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブビンガロータリー（大きいです）

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バーズアイメープルロータリー（最近はあまり見ませんが…）

 

 

好みは分かれると思いますが、安価で幅が広く取れるため歩留まりが良いということ、木目も独特なものが出来るということで私の周りでは使用頻度が結構高めです。

 

＊ロータリー単板の材料画像、施工画像があれば入れてもらえればと思います！

 

 

流れ

とむ