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2019.10.07

樹種

アガチス(カウリパイン)

  アガチス(カウリパイン)は東南アジア、オーストラリア、ニュージーランドなどに分布している約20種あるナンヨウスギ科アガチス属の総称。材はなめらかで独特な光沢があり、加工がしやすく用途は建具材、家具引き出しの側板、学校教材などに使われていますが、最近は流通量が減っています。

  比較的安価な木材ですが、“屋久島の「縄文杉」と姉妹木”になっているカウリパインの巨木がニュージーランドの北島北部にあるwaipoua forestという森林保護区に生育しています。その木は「タネマフタ(森の主)」と名付けられており、樹齢は1250~2500年、高さ51M、幹周り13.7Mあるそうです。

  何気なく使っていたアガチス(カウリパイン)ですが、ものすごい巨木があるのですね。機会があれば見に行きたいです。

寄稿:Koa

 

アガチス (Agathis) – よもやま図鑑

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