検索

2021.05.18

木材の単位

巻尺

アメリカ人はかたくなにFeet (Foot)/ Inch で製材するので、木材検品では、インチ尺を使う

 

 

左2つは
inch/Feet のみ
左3つは両表記

写真の右端のは、Zippo のノベルティの物で、奇跡的に引き出しから発掘された

巻尺は 向こうのホームセンターで手に入れる
英語で、テープメジャー (Tape Measure)

 

日本では 最近 6尺(1.8m)ではなく2m モジュールになっていて4m の巻尺でないと仕事にならないのだが、アメリカ人は 12’ (3.65m) で足りるらしく 小さいのは 12’ までで、使いにくいのでバカでかい16’ (5m) の物をもっぱら使っている

 

 

 

 

センチ (cm) と インチ (inch) 両表記の物は、検品で人に貸して帰ってこなかったりで、無くなってしまう

インチ専用のテープメジャーは、まずなくならない

 

 

 

 

 

おフランス製巻尺
さすがメートル法の本拠地だけに、cm・m のみ

 

 

 

 



日本国内でも寸尺・メートル両表示の巻尺が流通して
いるが(1959・昭和34年に尺貫法廃止になってから寸尺・インチのみ表記の巻尺は販売できなくなっている

 

 

 

 

経済産業省 計量行政 ・・・ 4.計量器に関する規制
計量法第9条第1項において、72の物象の状態の量を計量する計量器については、非法定計量単位による目盛又は表記を付したものの販売及び販売のための陳列を禁止している。
ヤードポンド単位表記と法定計量単位表記とが併記されている輸入された商品にのみ、当分の間、用いることができるとか

72の物象とは
「典型72量」と呼ばれる。1)長さ、2)質量、3)時間、4)電流、5)温度、6)物質量、7)光度、8)角度、9)立体角、10)面積、11)体積、12)角速度、13)角加速度、14)速さ、15)加速度、16)周波数、17)回転速度、18)波数、19)密度、20)力、21)力のモーメント、22)圧力、23)応力、24)粘度、25)動粘度、26)仕事、27)工率、28)質量流量、29)流量、30)熱量、31)熱伝導率、32)比熱容量、33)エントロピー、34)電気量、35)電界の強さ、36)電圧、37)起電力、38)静電容量、39)磁界の強さ、40)起磁力、41)磁束密度、42)磁束、43)インダクタンス、44)電気抵抗、45)電気のコンダクタンス、46)インピーダンス、47)電力、48)無効電力、49)皮相電力、50)電力量、51)無効電力量、52)皮相電力量、53)電磁波の減衰量、54)電磁波の電力密度、55)放射強度、56)光束、57)輝度、58)照度、59)音響パワー、60)音圧レベル、61)振動加速度レベル、62)濃度、63)中性子放出率、64)放射能、65)吸収線量、66)吸収線量率、67)カーマ、68)カーマ率、69)照射線量、70)照射線量率、71)線量当量、72)線量当量率の72量である。(Wikipedia 法定計量単位) ・・・なんじゃコレ

 

 

 

これはたまたま売ってた台湾尺(カナダで結構見かける)。いろいろ書いてあるが謎

占いとか、風水とかが書いてあったりして

 

 

寄稿:こうやまきお

戻る