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2023.09.06

木材うんちく

アーボリスト (特殊伐採)

ボーっとテレビを見ていたら、むかつく人の中に「飛行機でその映画は見た という人」がピックアップされていた。海外に行かない人にしてみれば、マウント取られている気になるのだろう

最近はオンデマンドで映画を選べるようになり、見たい時には初めから見る(再生する)ことができる機材が多くなった、いわゆるプル型 (Pull)
ちょっと前までは、何本かを航空会社がチョイスして、てきとうなスケジュールでモニターから流していた いわゆるプッシュ型(Push) 、気が付いたら始まっていたり

当然外国の航空会社では、日本未公開だったり、日本語版が無かったり(カナダの航空会社なら英語とフランス語のみ)
刺激の少ない映画だけ放映(?)していた、テロリストが出てくる物は論外だった
たいていは家族物とか、特に父と子の話は多かった

「Being There」という映画は飛行機で見た
庭師が、庭の手入れの話を経済の話と誤解され、大統領がその言葉を引用、経済評論家としてもてはやされるって話、ガーデナーという題名かと思っていたが、なぜに?邦題「チャンス (なぜに)」

こんな映画は、垂れ流しにしていないと まず見ることは無いだろう
インターネットやらのせいで、見たいものしか見ない、聴きたいものしか聴かない時代となったが、Push型メディアには頑張って欲しい


日本では、庭師と植木屋はちょっとニュアンスが違う感じですかね?カザフスタンの庭園設計に携わった大物に今度聞いてみます

台風が来たりすると、風で立木が倒れてしまうので、あらかじめ公園・送電線際・線路 道路際の大木をトップから伐採する、作業するのは 庭師・植木屋ではなく、アーボリスト (Arborist 特殊伐採業者) という、作業自体は Arboriculture (アーボリカルチャー)

カナダのとんでもない特殊伐採
 
Youtube:Massive Fir Tree Timber
アメリカでの Fir 表記は Douglas Fir(ベイマツ)のことです
北山杉の枝打ちも、特殊伐採?

 


アーボリスト は 樹医・樹木医 の意味でもある、こちらの方が日本ではメイン?

アーボリカルチャー の カルチャー (Culture) は、モチロン文化・文明の事ですが、栽培・培養 という訳語があって、バイオカルチャー(組織・微生物培養) はその意味

なので、モノカルチャー という言葉は、単一種植栽・単一樹種植林 のことで「モノカルチャーは自然災害に弱い」などという言葉はそういう事 (わりと自然破壊の原因とされる)

 


いつだったかの講演会の講師の会社名 カルチャリア 、確認したところ、カルチャー+キャリア からの造語で確定、 5 Bucks いただき!

キャリア (career) は、経歴のこと、キャリア (carrier) は キャリーカート(台車)の事
さっきの会社名には愛(i)があったので、意味合いは 文化の台車 か・・・
横文字見ずに握っといてよかった

講師は英語で レクチャー (Lecturer)、どうりでカタカナ化されてないと思った

「マウント取ってんじゃねーヨ」と言わないでください
そんな気は一切ないですんで

ちなみに 材木屋の人 (木材産業全般) は英語で [Lumbermen] ランバーメン
ランバー麺 って ラーメン がありそうで、日本では聞くことが無い

Lumberjack ランバージャック (kikori) は、古い言葉で、良くない意味で使われるらしく、口にしてはいけない (その割には商品名に使われているが)
そもそも Jack・・・

 

サルヤマ

 
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